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放置空き家の解体撤去費用と固定資産税で大損

放置空き家が危険を及ぼすことで解体を余儀なくされ、更地にしたところ固定資産税などの税金が高くなった事例です。

静岡県にある放置空き家の所有者だったOさんの事例です。

Oさんはかれこれ空き家になった元実家には4年も訪れていない状態でした。

住宅街に建つOさんの所有物件は庭木が巨大化しており、ツタも甲子園球場の様に絡まっており、誰が見ても一目で空き家とわかる異色の雰囲気を醸し出していました。

中に入ってみても雨漏りがひどく壁や天井、床は湿っておりシロアリの被害もありました。

木材は相当傷んでいる様子でした。

また、住宅が傾いてもいることから開くことのできないドアが幾つもありました。

外壁にもヒビが入っており建物が自重に耐え切れずに倒壊してしまうのも時間の問題でした。

Oさんはその様子を見て相当なショックを受けました。



Oさんが久しぶりに空き家に訪れているのを確認した隣人からは

いつ崩れるかわからないため、空き家のある側の部屋は使わない様にしている

危なくて怖い、夜も安心して眠れない

と苦情が相次ぎました。

Oさんは空き家を今後も使う予定もなく、直したとても大きな費用をかけた割に活用できないリスクもあるとのことから解体をすることに決めました。



解体してから二ヶ月ほど経った頃、Oさんは土地の税金が跳ね上がったことに驚きました。

土地に建物がないことで住宅用地特例が適用されなくなることに理解はしていましたが、税金がこんなにもすぐに上がり、納税しないといけないことに頭を抱えていました。

Oさんは年金暮らしのために解体費用を捻出することが精一杯でした。

貯蓄が大きく目減りした後に高い税金は負担できないとのことでした。

その後、Oさんは不動産会社に土地の売却に向けて幾つか相談をしてもらっていますが買い手がつかず高い税金を支払い続けています。



土地や物件の需要のない現状に落胆される所有者は非常に多いように思います。

あなたの大切な資産は無価値だった、と現実が意地悪に言っている様に思える」とある空き家所有者は言っていました。

老朽化が促進し手の施し様がなければ解体するしかありません。

Oさんの様に土地が売れるまでは高い税金の負担に耐えなければならず、空き家の活用としては失敗という部類に入ります。

空き家を放置しておくことにメリットは何もありませんので、活用や処置方法は早い段階で明確にしておきましょう。

空き家が原因でOさんの様に老後破産寸前ということにもなりかねません。



しかし、もしも空き家が修繕すれば使えるレベルならば諦めるのはまだ早いです。

空き家活用も時間を追うごとに進化しています。

ただ売る、ただ貸す、ただ壊すという様な時代でもありません。



リフォームやメンテナンスをして不動産価格を上げてから活用するという方法が今では主流になってきました。

傷んだ箇所を少し直すだけでも印象は大きく変わります。

リフォームをするとなるとまるで新築かと見間違うくらいのクオリティです。

そして活用したメリットで工事費を支払い、手元に差額分の金額を残す方が増えています。



賃貸経営を希望される方でも多くの方は素人です。

質の悪い不動産業者にいいようにされて工事費だけを取られるというリスクもあります。

修繕や建築費用でいくら支出が発生するかわからないという不安もあります。

賃貸提供したはいいものの入居者がいなかったどうしようという不安もあります。

賃貸経営はうまくいけば毎月の家賃収入が発生しますが、逆に負債だけが残る場合もあります。

賃貸経営にはリスクがつきものなので、不安が少しでもある方は一括借上げ(サブリース)という方法もおすすめします。

一括借上げ(サブリース)とは提供する賃貸管理会社が空き家を借上げて賃料を一定保証してくれるシステムです。

その際の入居者の募集や維持管理業務は全て賃貸管理会社が行ってくれます。

どうしても修繕が必要な場合は入ってくる賃料内に収まる範囲で修繕工事を実施し、実質負担なしで不動産価格を上げて活用している方も多くなりました。


大切なことは「相談を誰にするか」です。

現在は空き家に関しての総合的なアドバイスやコンサルティングをしているのは不動産業者です。

ですが不動産業者の中には自分の利益しか考えていないグレーな企業も多く存在します。

グレーどころかブラックの企業もあります。

相談先を間違ってしまうと不必要な費用を計上されて空き家所有者の活用メリットが著しく減ることになりますので相談する相手は誰にするかをしっかりと吟味する必要があります。

決して〈近いから〉や〈広告宣伝しているから〉だけでは決めない様にしましょう。

ハズレの不動産会社に空き家について相談をしてしまうと、まんまと不動産会社にとって良い様に扱われて所有者にとっては〈不動産〉が〈負動産〉になりかねません。

不動産業者を選定する際はシビアになって下さい。



それか空き家に関して真摯に対応している企業が連なって総合的な対応をしている相談センターがありますのでそういったところに聞くのが一番良いでしょう。



空き家に関する様々な問題や対応に関する第三者の専門家による相談窓口として、『全国不動産相談センター』をご紹介します。

全国不動産相談センター』はリフォーム業者や解体業者、不動産業者ではありません。

主に不動産にまつわる相談事に対応してくれますが、空き家活用を考えている人や空き家の対応や処分に迷われている人も多く活用されている公平中立な相談窓口です。

空き家に関連する解体・売買・相続・賃貸・維持管理・遺品整理など様々な相談対応を行っています。

〈売り手の業者〉ではないので空き家所有者の目線で専門家が相談に対応してくれます。

空き家の対応のセカンドオピニオンとしても活用してみるのも良いと思います。



また、必要の際は全国の信頼のおける優秀かつ優良な専門家や専門業者も紹介してくれます。

空き家が社会問題になってから相談実績も多く、沢山の相談対応もしている様です。

相談料も無料なので、気軽に相談してみると良いと思います。

『全国不動産相談センター』への問合せはこちらから
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