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空き家を解体できない原因

空き家が増加している昨今ですが活用や処置をせずに放置されてしまう物件もまだまだ多く存在します。

その理由の一つには空き家の中には〈再建築不可〉と呼ばれる物件があるからです。

これは呼んで字のごとくですが一度空き家を壊すとその後に二度と建物が建てられないということです。



以下にて解説します。

建物を建てるには建築基準法に規定されている道路に2メートル以上接していないといけません。

これは緊急時の避難経路や火災時の消火活動を円滑に行うスペース確保が必要なためです。

建築基準法に規定されている道路〉ではない、いわば通路の様なスペースに面している物件は全国に100万戸以上もあります。

これらの住宅は空き家になった場合は解体される可能性が再建築できる物件い比べて低くなります。

それは解体しても駐車場や畑にするしかなく、それを購入する人は近隣住民に限られるからです。

活用の選択肢が一気に絞られるのです。



売却を考えても再建築できない空き家は、できるものに比べて数分の1の価格でしか売却が見込めません。

再建築不可の空き家のオーナーは壊したら二度と建物を建てられないので老朽化していても解体することをためらってしまうのです。



やっかいな点は物件所有者が、〈まさか自分の物件が再建築できないということを知らない〉という点です。

当初は新築で購入したので当然、再建築ができるものと思っていたけれど実は違法に建築されていたという場合も往々にしてあります。

実は昔は建築基準法の運用が今ほどに厳しくなく、実際には建築できない場所や規制を超える規模の住宅を建築していた時代がありました。



このことで空き家をどう対処して良いのかわからずに頭を抱えて悩まれている方は少なくありません。

しかしこの再建築できない物件は大規模なリフォームを行うことはできます。

例えば外壁を取り、内装を全て剥がして水回りを全て交換することで新築同様の価値を蘇らせることは可能です。

建物さえ残っていれば、このようにその建物に投資をすることで、その建物を使い続けることができます。



そのため、空き家が解体された更地よりも、たとえ老朽化していても物件が残っている方が早く売却できるのです。

建築ができない土地に建つ空き家は放置するのではなく価値を維持、または向上させるリフォームを行うことが有効活用になります。



ですがリフォーム業者の選定は慎重に行いましょう。

多くの不動産業者を見てきて内情を把握できてきましたが、正直なところ不動産業界というのはクリーンではありません。

リフォームやリノベーションを実施するも手抜き工事による苦情やトラブルが後を断ちません。

中には水回りで排水管が途中で切れていたというとんでもない工事も存在します。



真摯に顧客第一を掲げて励んでおられる企業もありますが、欠陥工事をしてしまう様な業者も少なくありません。

また業者は利ざやを出すために請求金額に対して原価を下げるために素人ではわからないところで様々な工面をすることもあります。

そのため〈直感〉や〈近いから〉や〈大手だから安心〉という理由だけで業者を選ばない様にしましょう。

一度、契約書を取り交わしてしまう前に選定する前に詳しい第三者に相談するなどしましょう。

空き家活用は時間が鍵ですのであくまでスピーディに行いましょう。


【あなたの空き家問題】著上田真一様 より索引



空き家に関する様々な問題や対応に関する第三者の専門家による相談窓口として、『全国不動産相談センター』をご紹介します。

全国不動産相談センター』はリフォーム業者や解体業者、不動産業者ではありません。

主に不動産にまつわる相談事に対応してくれますが、空き家活用を考えている人や空き家の対応や処分に迷われている人も多く活用されている公平中立な相談窓口です。

空き家に関連する解体・売買・相続・賃貸・維持管理・遺品整理など様々な相談対応を行っています。

〈売り手の業者〉ではないので空き家所有者の目線で専門家が相談に対応してくれます。

空き家の対応のセカンドオピニオンとしても活用してみるのも良いと思います。



また、必要の際は全国の信頼のおける優秀かつ優良な専門家や専門業者も紹介してくれます。

空き家が社会問題になってから相談実績も多く、沢山の相談対応もしている様です。

相談料も無料なので、気軽に相談してみると良いと思います。

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