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適正に維持管理しているがなぜ傷む

誰も住まない実家の所有者になってから、維持管理することを甘く見ている人が多いです。

2014年頃に空き家問題が世間的にも騒がれる様になってきてからは、空き家関連のサービスや商品が増えてきました。

その中には空き家の維持管理サービスもありますが、実際に利用している人は非常に少ないのが現状です。

多くの方がご自身で管理をされる場合がほとんどです。

しかし、何をしたら良いかが最初のうちは見当がつかない場合がほとんどで

窓を開けて空気の入れ替えをする〉、〈草刈をする〉、〈簡単な掃除をする〉位しかやることが思いつかず、簡単に思えてしまうことが大きな落とし穴になります。

実際に空き家をご自身で管理をするのは、なかなか覚悟がいるものです。



夏場になると久しぶりに帰った実家の玄関を開けると、長い間閉じ込められていたモワーっとした埃臭い空気が出てきます。

暗くて足元も見えない中で窓を開けて空気を入れ替えると溜まったホコリが転がったり舞ったりします。

屋内は虫の死骸が転がっていたり蜘蛛の巣が作られていることがわかります。

庭にでると雑草が生い茂っており、庭の木の枝も延びてお隣や道路に越境しています。

何時間もかけて草刈をして地面が見えてきた頃に敷地に入った誰かが捨てていった食べ物の袋などのゴミが落ちているのがわかります。

それに大量の虫や蟻が群がっています。

少しのゴミがあることや管理していないことがわかると呼び水のようにどんどんとゴミの量が増えてきます。



実際に空き家の維持管理で行っていることは当初想像していたことと変わりませんが、現場へ何度も出向いて作業をすることはなかなか気力的にも体力的にも大変だということが伝わりますでしょうか。

更に固定資産税や都市計画税といった経済的な負担も発生しますので空き家を維持管理をすることは相当な覚悟が必要です。

多くの空き家所有者は、初めこそ定期的に空き家を訪れてはいますが、気力が続かずにだんだんと感覚が空いてきてしまうケースが目立ちます。

最初は隔週だったものが、月に1度、それから数ヶ月に1度になって行かなくなります。

放置空き家のほとんどがこの様な段階を経て発生しています。

最初から放置されていたわけではなく、管理の大変さに疲れてしまい管理に来なくなったことによるものなのです。



空き家は傷んで物件価値が落ちてしまう前に対処方法を決定させてしまいましょう。

売却するにも賃貸するにも活用するならば早ければ早いほど可能性は広がります。

しかし時間を空けると修繕箇所が増え、清掃に手間や時間がかかり経費も必要になってきてしまいます。

とは言うものの自宅の状況は一件ごとに状況が違います。

対処方法は不動産の素人だと何をして良いのかが分かりませんので、ちゃんとした空き家活用のプロに相談しましょう。

活用には売却、賃貸がありますし不要であれば解体といった手段もあります。



現在、空き家に関して積極的に対応をしているのが不動産会社です。

対応方法を総合的にみても売却・賃貸・解体・建築などどれも不動産会社の専売特許ですので総合的なアドバイスは不動産会社が行っています。

しかし不動産業界というのは一般の方々が想像している通りにグレーな業界です。

もちろん筋を通してちゃんと業務に励んでおられる企業もありますが、自社の利益を第一優先にして「とりあえずアパートを建てて活用しましょう」、「〇〇しましょう」などと勧めてくるところあります。

大手であっても信用できません。

相談した先の会社のネームバリューだけで判断しては絶対にいけません。

仮にアパートとして賃貸活用をするにしても下請け企業に縁のある業者を通じれば同じ下請け業者を扱い、建築条件は全くの同じだとしても60%の金額でアパート建築出来たという事例もあります。

不動産業界は単価が大きいだけに中間マージンも大きいので私たち一般者からは適正値がどれくらいなのかがわからないのが現状です。

そのためハズレの不動産会社を引いてしまえば不動産が負動産になりかねません。

しっかりと空き家に関して適切なアドバイスと対応をしてくれる不動産会社を選びましょう。



成功例としては一戸建て空き家の一括借上(サブリース)で安定的な家賃収入を得ている人もいます。

(※一括借上げ 賃貸管理会社が空き家所有者の物件を借上げ、賃料を一定保証するシステム)

修繕費用やリフォーム費用はローンにして毎月の家賃収入で補填し、実質負担や手間なしで家賃収入を得ることもできます。

しかし、相談する不動産会社を間違ってはいけません。

不動産業界はグレーです。

相談相手を間違うと高い工事費を計上してローンを組ませて、後の管理はずさんというケースもあります。

過去の施工例やシミュレーションを見て、適切な管理も行ってくれる会社を選びましょう。



工事がずさんでも、管理が不適切でも、宣伝活動が弱くても、どれか一つでも事欠くとこの無出資での安定家賃収入は成り立ちませんので業者選びは非常に重要なポイントです。

近いからという理由だけで空き家活用を依頼することは避けましょう。


空き家を維持管理するにあたっては業者の選定や管理方法など様々な注意点があります。

空き家に関する様々な問題や対応に関する第三者の専門家による相談窓口として、『全国不動産相談センター』をご紹介します。

全国不動産相談センター』はリフォーム業者や解体業者、不動産業者ではありません。

主に不動産にまつわる相談事に対応してくれますが、空き家活用を考えている人や空き家の対応や処分に迷われている人も多く活用されている公平中立な相談窓口です。

空き家に関連する解体・売買・相続・賃貸・維持管理・遺品整理など様々な相談対応を行っています。

〈売り手の業者〉ではないので空き家所有者の目線で専門家が相談に対応してくれます。

空き家の対応のセカンドオピニオンとしても活用してみるのも良いと思います。



また、必要の際は全国の信頼のおける優秀かつ優良な専門家や専門業者も紹介してくれます。

空き家が社会問題になってから相談実績も多く、沢山の相談対応もしている様です。

相談料も無料なので、気軽に相談してみると良いと思います。

『全国不動産相談センター』への問合せはこちらから
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