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遺品整理の心構えや注意点

遺品整理の作業をしていると多くの方が同じ疑問にたどり着きます。

それは、「なぜ親はモノを溜め込んでしまうのか」ということです。

遺品整理に望む場合でも親世代の物に対する考えた方を知っておいたほうが良いでしょう。



基本的な違いとしては戦中や戦後すぐに生まれた親の世代は物が少ない時代に育っています。

食べ物にも不足した経験をしており、お米も食べることもできずに毎日粉物を焼いたものを食べていた時代もありました。

それに対して子供世代は高度経済成長期以降に生まれて物が溢れかえっている大量消費の時代に育っています。

子供世代は物は望めばすぐに手に入る時代に育っているので物を溜め込む必要はありません。

しかし親の世代は物に囲まれていたほうが満足感や充足感に繋がり、逆にシンプルで物が少ないと不足感を感じる人が多いのです。



引き算で要らない物を捨てる子ども世代足し算で物を増やしていく親世代

この根本的な考え方の違いをわかっていれば

親はなぜこんなにも物を溜め込んでおくのか

ということが理解でき、親に対する接する態度も違ってくるのではないでしょうか。



親が使っていた物、捨てられない物はまさに「親の価値観」の表れです。

親がもし物が嫌いであれば既に捨てているはずですが、残して身近に置いているということは、それがあるからということで何かしらの幸福を感じているからです。

片付け至上主義では親の気持ちに触れることができず、逆に親から疎まれてしまいます。

これまでに親の住んでいる実家の片付けを試みて失敗した方は、考え方の違いのもとで親に接したからかもしれません。



親の残した物は、親の気持ちや思い出が詰まっているものです。

悔やまれはしますが、いつかは遺品整理をしないといけません。

実家が空き家になってしまった場合は空き巣や放火などの様々な危険性もあります。

しかし遺品整理の作業は物が大量にあることに加えて、親の遺品に思いを馳せてしまってなかなか進みません。

片付けの仕方についても書いていこうかとは思いますが、自身で遺品整理作業をするのには覚悟が必要です。

私は自分でやりましたが時間と労力がかなり必要になりヘトヘトになりましたので、プロに業務委託をすることをなるべくならばおすすめします。



遺品整理業者に業務委託をする場合は決して価格だけで決めてはいけません。

いまや全国で遺品整理業者は10,000に近い数の業者がいますが価格も質もピンキリです。

資格があることをアピールしている業者もありますが、だからといって安心もできないのが実態です。

見積もりを作成してくれても、後に追加料金が発生することもあります。

悪質な業者は仕事を取るために安い金額で提示して後で故意にどんどんと料金を上乗せします。

料金上乗せが仕方ない場合もありますが、依頼者は必然なのか故意なのかは判断がつきにくいです。

そのため事前にどのような場面ならば追加料金が発生するのかを知っておくことも重要です。



また、悪意はなくとも作業効率を優先ばかりに遺品に対しての考え方に憤りを感じる場合があります。

依頼した側は遺品に思いがあるのに、業者は処分と考えていて作業中に投げてしまう業者もあるほどです。

遺品整理は親との触れ合いの最後の場面になりますので、後悔は残したくないものです。

トラブルにならないように業者はしっかりと吟味してから依頼をしましょう。


空き家の遺品整理にあたっては業者の選定や方法など様々な注意点があります。


安易に業者を決める前に、遺品整理に関する総合的な窓口や協会があるので、わからない点はまず質問をしてみるのも良いと思います。

同業者内でのコンテストで表彰されたプロ中のプロのお墨付きを付けている業者間で立ち上げられた協会があります。

それが【家財整理相談窓口】です。

協会や連盟は一社でも悪質な業者が加盟していると全体のイメージが下がりますので、業者間で「変な業者は加盟させてはならない」という共通認識があります。

そのため社団法人や協会は自然に経験豊富でプロ意識のある優良企業が集まります。

この【家財整理相談窓口】が本当に良いかどうかは私自身は正確にはわからず正直半信半疑なところもありますが、このサイト作成において情報収集をしていくうちに関連業者や同業者間の評価はどこに伺っても良く悪い評判を聴かなかったのが印象的でした。

ひとまず【家財整理相談窓口への問い合わせ】が出来るようにしておきますので、まずはこういったプロが集まるところに相談するところから始めることをおすすめします。
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